【暗記が苦手を克服!】記憶が定着するまでの3ステップ~記憶定着のメカニズムを知っておこう~
記憶が定着するまでの3ステップ~記憶定着のメカニズムを知っておこう~
《この記事を読むのにかかる時間:約3分》
✓ このブログでわかること
記憶が定着する仕組みがわかり、暗記が苦手を克服に役立てる。
まえおき
みなさん、暗記は得意ですか?
もちろん、得意だという人もいれば、
苦手という人もいるでしょう。
今回は、記憶が定着するまでにどんなステップがあるのか、
その3ステップをご紹介します。
これを知ることで、暗記が苦手を克服するきっかけになるかもしれませんので、
ぜひ参考にしてください。
記憶が定着するまでの3ステップ
こちらがその3ステップです。
記憶が定着するまでの3ステップ
- 【ステップ1】記銘
- 【ステップ2】保持
- 【ステップ3】想起
では1つずつ見ていきましょう。
ステップ1記銘
記憶定着のステップ1は「記銘」
これは情報を仕入れる段階、
すなわちインプットの段階です。
何事も覚えるにはまず情報を仕入れる必要があります。
単語帳を見たり、
参考書を読んだりする行為がここにあたります。
ステップ2保持
記憶定着のステップ2は「保持」です。
仕入れた情報をいったん保管しておく段階です。
仕入れた情報が自分にとって非常に重要であったり
とても興味のあるものでない限り、
その情報は短期記憶に保管されます。
ここで注意すべき点は、
短期記憶の情報はすぐに忘れてしまうということ。
エビングハウスの忘却曲線が示すように、
1時間もすれば半分以上は忘れてしまいます。
暗記が苦手だという人は、
この段階で止まっている可能性が高いと思われます。
ステップ3想起
記憶定着のステップ3は「想起」。
ここは思い出す段階です。
記憶が定着するのに、
ここが重要なステップとなります。
この段階では、
仕入れた情報を脳内から検索し、必要に応じて取り出すことをします。
つまりアウトプットする段階ということです。
情報を脳内から引っ張り出すことができると、
その情報は長期記憶に移行しやすくなり、
長期記憶に移行すると記憶が定着したと言えるのです。
つまり、暗記をするときは情報を仕入れるだけでなく、
情報を探し出してアウトプットする行為がとても重要だと言うことです。
書く、発音する、問題を解くなどがアウトプットにあたります。
暗記が苦手な人は、アウトプットがしっかりできているかを確認してみてください。
単語帳は見るだけじゃなく、実際に書いたり発音したりすることが大事です。
まとめ
今回は「記憶が定着するまでの3ステップ」ということで、
記憶定着のメカニズムを紹介しました。
- 【ステップ1】記銘
- 【ステップ2】保持
- 【ステップ3】想起
暗記が苦手という方は、もしかするとステップ2で止まってしまっている可能性があります。
なので、まずは記憶が定着するメカニズムを理解し、
ステップ3までしっかり行なう。
ステップ3のアウトプットに重きをおけば、
暗記が苦手は克服できるかもしれません。