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【目標設定でもう悩まない!】SMARTの法則~あなたを成長させる目標を設定する、5つの重要な要素~

SMARTの法則~あなたを成長させる目標を設定する、5つの重要な要素~

《この記事を読むのにかかる時間:約5分》

◆このブログを読んでわかること

達成意欲を高め、自分を成長させてくれる目標を設定するための重要なポイントがわかる

まえおき

目標を設定しても、いつもあきらめてしまう。

目標を設定しても、いつの間にか意識から消えている。

こんな経験はありませんか?

それはもしかすると、設定した目標に問題があるかもしれません。

今回は、効果のある目標を設定するために
意識することを紹介します。

SMARTの法則

今回あなたにご紹介したいのは、
SMARTの法則。

SMARTの法則とは、
ジョージ・T・ドラン博士が提唱したもので
目標を立てる上で重要な5つの要素を挙げており、
実にたくさんの人が目標を立てるときに活用しています。

この5つの要素に沿ってゴール設定がされると、
モチベーションが維持され、成功確率が高まると言われています。

そしてあなたを大きく成長させてくれるのです。

それでは、その5つの要素を1つずつ見ていきましょう!

SMARTの「S」具体的かどうか《Specific》

1つ目は「S」。
その目標が具体的かどうか。

あなたが設定した目標が
具体的かどうかを考えてみましょう。

目標は具体的でないといけません。

なぜなら、目標が具体的でないと
達成のために何をすればいいかもわからないことが多く、
それが不明確であるがために成功確率が低くなるからです。

例えば、次のテストについての目標を設定するとしましょう。

そのとき、「次のテストでいい点を取る」なんて目標を設定したら、
おそらく点数は上がらないでしょう。

「いい点」が何点なのかが不明確で、
前回のテストより何点多く取ればいいのかが見えません。

そうなると何を勉強すればいいかもわからず、
意識的にも「まぁこれくらいでいいか」となってしまい、
まったく結果に繋がらないという結末になるからです。

ゆえに、目標は具体的である必要があるのです。

先ほどの目標を、「次のテストで90点を取る」と具体的にすれば、

前回のテストから15点アップが必要
前回のテストで落とした問題を得点に繋げられるように演習
新しく習った単元で基礎的な問題を落とさないよう演習

など、何をすればいいかがよく見えてきます。

以上から、目標の具体性がいかに大事かがおわかりいただけるかと思います。

SMARTの「M」計測可能かどうか《Measurable》

2つ目は「M」。
その目標が計測可能かどうか。

あなたが設定した目標が
進捗や達成がしっかり測れるものかどうかを考えましょう。

例えば、「次のテストでもっと上の順位を目指す」では、
具体的にどこまで行けばいいのかがわかりません。

これを「次のテストで学年10位以内を目指す」とすれば、
・10位以内の生徒の平均点は85点以上
・前回の自分の平均は76点だったので、平均点を9点上げる必要がある
・平均点を9点上げるには、5科目で合計45点アップさせる必要がある
・前回点数の低かった国語と理科の得点をいかに上げるかが大事

など、目標を達成するための具体的行動や必要なことが見えてきます。

SMARTの「A」実現可能かどうか《Achievable》

3つ目は「M」。
その目標が実現可能かどうか。

あなたが設定した目標が
実現可能かどうかを考えましょう。

あまりにも非現実的な目標は、
無意識的に「達成できるわけがない」と思ってしまい
モチベーションが低下します。

がんばれば十分手が届くような目標を設定しましょう。

ただし、簡単すぎる目標もモチベーションが低下することがわかっています。

自分の成長にもなりませんので、注意しましょう。

SMARTの「R」価値があるかどうか《Relevant》

4つ目は「R」。
その目標に価値があるかどうか。

あなたが設定した目標に
価値があるかどうかを考えましょう。

ここで言う価値とは、
その目標を達成することで得られる、
あなたにとって嬉しいことです。

たとえば「ダイエット」を例に考えてみましょう。

ある人が「3ヵ月以内に10kg痩せる」という目標を設定したとします。

その人は3か月後にミスコンを控えており、
痩せることにより優勝にかなり近づくと思っています。

そうなるとこの目標は
この人にとって優勝できるかもしれないという「価値」があり、
モチベーションが高い状態を維持できます。

しかし、
この目標設定をした人にとって痩せることで何か得るものがない場合、
この目標は「無価値」となりモチベーションの維持はできません。

おそらくすぐにどうでもよくなり、目標は忘れ去られるでしょう。

このように、目標を達成することで何か得られるものがあるかどうかは
達成するのに重要な要素なんです。

SMARTの「T」期限があるかどうか《Time-bound》

ラスト、5つ目は「R」。
その目標に期限があるかどうか。

あなたが設定した目標に
期限があるかどうかを考えましょう。

期限のない目標は、達成確率が下がります。

例えば「いつの日か90点を取る」では、
いつまで経っても取れないでしょう。

「次のテストで90点を取る」のように、
明確な「期限」を設定しましょう。

そうすると「いついつまでに数学の苦手なこの分野をマスターする」など
掘り下げた行動期限も設定でき、達成確率が上がります。

まとめ

今回は、
目標設定をするのに意識すべき重要な5つの要素を挙げた
「SMARTの法則」についてご紹介しました。

SMARTの法則

  • 具体的か
  • 計測可能か
  • 実現可能か
  • 価値はあるか
  • 期限はあるか

目標達成へのモチベーションを維持でき、
かつ自分の成長にも繋がるような目標を設定するため

これら5つの要素をしっかり意識した目標を設定しましょう!